【第31回】練習を止めるな
練習を中断すること。
これほどダメージが大きいものはありません。
ずっとそれまで練習やってきたのに……
パワーロスな感じがして今までの蓄えを自分で捨ててしまっているような。
リスが住処にためたドングリやきのみをポイポイ捨てる感じです🐿
ケガや病気やむを得ない場合だってあります。🤒😷
そんな時も与えられた練習をこなすことは不可能ですよね。
病気でも走るなんていったら余計体悪くするし、他の病気にもかかってしまうかもしれない。
体を休めるのが第一になるから。🛌
でもこれは大人と学生はかなり違ってくると思います。
特に若い世代の人は、一回練習が出来なかったことによる成長率の低下は大きいんです。
今まさに成長段階ですから。
一回行けなかっただけで、次の練習についてくのがキツくてキツくて…
それは練習を中断したことで感覚やイメージ、何より肉体的なパワーが失われてしまっています。
これじゃあ強くなりたくても、やってないからなあとしか言いようがないです。
練習を休まず継続できている人。
この人が1番強くなる可能性を秘めています。
でも、病気になっても休むなとはいっていません。
物理的、スケジュール的に無理な時はあるし全員が同じようにできるのは難しい。
どうしようもない時って誰にだってありますよね。
僕はそこを議論したいのではありません。
ただ、行けないなりに補うことをしていますか?
ここなんです。
家の前でドリルするとか、家でアップでやる腹筋とかならできますね。🏋🏻♀️🤸🏽♂️
探せば千も浮かぶはずです。
行けない=やらない の構図を作る前に、
行けない→自分で補う という考え方ができる人の方が確実に成長率を高めます。
ところで成長率といってきましたが、
僕の考えとしての成長率は、
タイムの向上率だけではなく、勝負強さや才能の開花、色んな面からの成長を総じて考えています。
成長率が低くなると、どんなに苦しいトレーニングをしたってあまり身につきません。
継続することは1.1倍でも成長率を高めていくと考えます。
実際に継続して練習できている人が速いとか記録がいいのは当然のこと。
身近な人を見ても一目瞭然だと思います。
"いつの間にか差がついていた" は、いつの間にか継続が途切れてしまったから。
逆に休んでいても速い人は、どこかで継続できているから。
僕は私用の時も、メニューを作って空いた時間にやっています。🗒
雨の日でできなくたって家で腹筋100回します。☔️
全部できることはあるのです。
練習が出来なかったは言い訳です。(顧問もよく言ってました)
できない理由を作っているだけなんです。
これは労働組合の授業で講師が言っていました。笑
できない理由を作るエネルギーほど無駄なものはないし、だったら"出来ること"にエネルギー使いましょうよ。
1日のエネルギーって決まっています、じゃあ最大限うまく使いたいですよね。
結局、人間は効率で動くことが好きなんです。
だから、練習することで無駄だった時間に価値を与え、効率も自己満足度も高まります。
一方、怠慢な人間は効率が落ちていくことをわかっていながら、まだ効率化を模索する。
泥沼にはまっていくだけですね。🧟♀️
だから!NIKEのやつ!
"JUST DO IT"
これが一番大切なことなんだと思います。
練習は止めたらいけない、時間がなくても出来る限りで作り出す、その時間に何ができるか。
自分で追い込める能力はここでも身につくはずです。
ただ休む時は本気で休む能力も必要!
ずっと走ってたり、筋トレしたりしてたら体ぶっ壊れますからね。
カラダのメンテナンスも必要です。🤖
休むことについては以前書きました。(忘れてたら見るだけでも)
https://itsuking0714150.hateblo.jp/entry/2019/11/04/172530
休むことも練習であり、それを含めて練習を継続していくことがあなたを強くします。
練習の継続と休みの組み合わせがいかに上手かで伸びしろが決まってくるはずです。
その2つの要素のうち片方でも欠けてしまっては成長率を極端に下げることになります。
バランスの取れた継続的なトレーニングが大事な場面で戦える強さを生みます。
さあ、今日の練習を大切に!!!
まとめです。
【練習を中断することはあなたの成長率を下げることになります。休みと合わせながら練習を継続することが1番強くなれる。】
次回は恩師について。
あなたには恩師と呼べる人はいますか?
"恩師"とはから入ってみましょう。