距離を取ること
NIKEはAIRをどんな種目にも推し進めて行くのでしょうか?そこが最近気になっています。
さて、今回は距離を取ることについて。
頭を冷やすために人と距離を取ることってありますよね。
あとは嫌いになった人と距離を取るとかね。
同じように陸上競技との距離感もすごく大切だと思っています。
つい最近気がついたんですけどね。笑
なぜかというと人で考えてみると分かりやすいです。
例えば、めっちゃもう我を忘れてしまうくらい好きになった人がいるとします。
もう毎日一緒にいると最高ですよね。
全てがキラキラして人生最高!みたいな。笑
でも、ある時その人から別れを告げられ自分1人にされてしまいます。
皆さん、どうなりますか?
どん底に突き落とされた気分で、人によっては死んでもいいとか言い始めるかもしれません。(そんな風にならないでね)
陸上競技が好きな人にとっても同じ。
コロナウイルスの流行で、私たちは陸上競技と一時期分断されてしまいました。
外に出ることすら白い目で見られていた去年の4月,ましてや走ることなんて夜とかにしかできなかった。
分断されてしまうと、突然壁ができたように感じてしまい、私たちは捨てられたという感覚に陥ります。
僕も陥りました。笑
好きすぎると、嫌いになると終わってしまうのです。
だから、一時期僕も全く走ることをやめてしまいました。(あんなに好きだったのに)
でも同時に、距離を取ることも学びました。
距離を取る必要性に迫られた時、冷めた目で陸上競技を見ることができるようになった。
陸上競技以前に、僕たちには生活があり、家族がいて、仕事(学生も含め)がある。
そのバックグラウンドを意識するからこそ、上手に距離を取りながら再び陸上競技と向き合うことができるようになりました。
近すぎず、でも適度な距離をキープする。
私たちの人生は、9割方他の要素から成り立っています。
その1割に過ぎないことだと自覚しつつ、でももっと勝つためには、もっと速くなるためにはどうすれば良いのか。
ここを突き詰めて行くことで、質も自然と高まるはずです。
距離を取ることは陸上競技と向き合う時間を減らすことではありません、もっと向き合うための時間を増やすことです。
少しでも距離感のイメージがついたなら嬉しい限りです。
では、今年も出だしから大変なシーズンですが、それぞれが求める形が体現できますように!
ほな!!!!!!👌