思考回路は矯正できないのか

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練習メニューを提示された時、えーっていう顔をする後輩がいます。

 


声には出さないけど顔を見れば分かります。

 


そんな時にいつも、その思考回路を矯正できないかなって思うんです。

 


強制じゃなくて矯正

 


『メニューを知る→自分には受け入れ難い→表情に表す』っていうサイクルだと思いますが

 


『メニュー知る→自分には受け入れ難い→じゃあどうすれば受け入れられるのか』

 


このサイクルに方向転換するんです。

 


自力でね。

 


自分で方向修正の矯正をかける訓練をすれば、どんな壁にぶち当たっても自分の力でどうにでも舵取りができるはずなのです。

 


僕は普段、そんな変なことを意識的に行っています。

 


(でもそんなの簡単にできる訳ないじゃん。)

 


そうです、最初は難しい。

 


でも、この矯正するのも習慣化させると、難しいことではなくなります。

 


朝歯磨きするのと同じように、思考回路を自分で操る。

 


そこに意味を含ませた上で、自分の中で受け入れられるカタチへと変える。

 


それが強制から矯正への転換かなと思います。

 


陸上って繊細で、感情1つでタイムや順位も一気に変わってしまいます。

 


先日の全国駅伝でもそうでしたよね。

 


この子が…ってあると思いますが、そりゃ繊細さがどこで出てくるかはわからない。

 


こうした小さなエラーを修正するのが思考だと思います。

 


考え方が変われば、準備の段階、あるいは普段の練習から変わるはずです。

 


そして思考を巡らせる回路を自分で変えて、どうやったら最短距離になるのか、どうやったら綺麗な回路を作れるのか。

 


そんなイメージで思考を見つめ直したいのです。

 


こんな小さな話がやがて数字に出ると思います。

 


そうです、この間あるコーチが数字で示してくれました。笑

 


彼も変わった1人です。

 


もっと陸上はアイデアで変えられる。

 

 

少しずつですが、自分のやってきたことが間違えじゃないって思えて嬉しいです。

 

 

でも、ここで止まらずもっと先へ。

陸上競技の座学

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こんにちは!

 

 

今回は陸上競技を座学でやろうというアイデアを紹介します。

 

 

走るのに何で座学?

 

 

こう思ったかもしれませんが、今では座学でオリンピックに出場する選手もどんどん出てきています。

 

 

では具体的には何なのかを紹介しますので、今から実践してみて下さい!

 

 

まずはYouTube📹

 

 

今では世界レベルの教養も投資のテクニックも受験勉強も、そして陸上競技YouTubeの動画コンテンツで学ぶことができます。

 

 

私たちは人から直接的に学ぶ機会は少ないですが、YouTubeなら環境さえ整っていればいつでもどこでも陸上競技のプロフェッショナルから陸上競技を学ぶことができます。

 

 

昔は学会に参加したり、専門書を購入することでしか専門的な知識やアイデアは得られませんでした。

 

 

しかし、技術の進歩は凄まじいもので世界レベルのチームや個人がYouTubeチャンネルを開設し、普及活動をしています📺

 

 

何から手をつけたらいいか分からない子や自分でメニューを組み立てないといけないとき、たった1本の動画だけでプランを練ることもできるのです。

 

 

また理論であっても、丁寧に解説してくれるチャンネルはうんとあります。

 

 

僕は、為末大さんの『為末大学』やアメリカの大学を中心とした『Flo track』、『たむじょー』…など沢山動画から学ばせて頂いています。

 

 

これだけでも本当にPBが出せるレベルまで変わることができました。

 

 

みんなも何か学べることがあるはず。

 

 

ぜひYouTubeを使い倒して下さい。(他のジャンルでもね)

 

 

 

2つ目は栄養学について。

 

 

スポーツ選手はプロの栄養士がついてメニューの提案や献立を考えてくれます。

 

 

駒澤大学の勝負めしが今売れてますよね📚

 

 

僕たちがそれを買って学んでも別におかしくはないし、強くなるチャンスでもあります。

 

 

食事は思っている以上に侮ると差がついてしまいます。

 

 

僕もいま絶賛栄養学を勉強中です!笑

 

 

基本的にポイントとなるのは、

 

 

①五大栄養素を摂取できるメニューを考える

②『食べない』選択肢を削除し沢山食べること

 

 

この2つだと思います。

 

 

ある学校では食事制限をして体重管理までされています。

 

 

これって監獄ですよね🚓

 

 

そして、食べられないというストレス(自由を制約されたストレス)からメンタルや体を蝕んでいくことになります。

 

 

ものすごく恐ろしいですよね、、、😨

 

 

昔はそんなの当たり前だったみたいですが、今はそんなことしてたら最低です。

 

 

というか、タイムも落ちるだろって考えたら分かるはずです。

 

 

そうじゃなくて、バランスの取れた食事をしっかり食べて練習をする!っていうサイクルをつけることが重要なのです。

 

 

そうした点で、栄養を知ることは自分の練習をより意味あるものに変え、強くなるチャンスにもなります。

 

 

2つ紹介してきましたが、これらはどちらも外に出て体を動かさないとできないことじゃないですよね。

 

 

でも、その場にいたって強くなれる。

 

 

決して走ることや鍛えることが全てではなく、アイデアからもアプローチできる。

 

 

それが僕の目指しているスタイルです。

 

 

そして、座学はすぐに当たり前になると思います。

 

 

そしたらまた新しい分野が生まれる。

 

 

座学を自分なりに開拓していくともっと楽しく強くなれると思います。

 

 

今回は陸上競技の座学について簡単に紹介しました!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます🙏

 

 

 

(編集後記)

何となく論理を学ぶと陸上競技に生かせるんじゃないかなと思って、今は現代文の勉強や英語の勉強もしています。いつか役立つと信じて…

何かを切り開くための「学び」

何かを切り開くとき、必ずそこに学びがあった。

 

 

学びは勉学にとどまらない。

 

 

陸上競技だって同じ。ありふれた日常だって同じ。

 

 

元々、僕は学ぶことが好きではなかった。

 

 

学ぶことは勉強することと解釈してしまっていたからです。

 

 

この2年そうではないことを身をもって知った。

 

 

未来を作っていくには、「学び」を理解し実践するだけでした。

 

 

何かを変えたいとき、学びがあればきっとそれは叶うでしょう。

 

 

自分を変えるための手段としての学びは存在しており、それに気がつき生かせるかは本人次第。

 

 

じゃあどんなことが学びなのか。

 

 

例えば、失敗を振り返り課題を見つけることは学びの1つに挙げられます。

 

 

失敗を学び、課題発見に努めるという一連の行為。

 

 

他に浮かびやすいものだと、

 

 

新しいことを知る、英語の勉強をする、人に教えて何かを感じること…

 

 

もっと深く追及してみましょう。

 

 

例えば、自分をもっと知ること。

 

 

それは単に性格や癖だけにとどまらず、どこに可能性があり、何を知らないのか、この先どうしたいのかなどあらゆる分野に渡ります。

 

 

こういうのを紙に書き出すことも大事な学びだと思います。

 

 

人は自分を知ることで、その先の未来を描き、可能性を模索する旅に出る。

 

 

羅針盤を持つのではなく、羅針盤を作り出す。

 

 

人生は航海だというが、初めからあんな沢山の道具を持てるはずがない。

 

 

それは奢者の嗜みに過ぎないから。

 

 

僕たちは基本的には無一文からのスタート。

 

 

先天的な才能や富豪の家柄といったバックグラウンドを持たない人間が殆ど。

 

 

1に何かを加えることと、0に何かを加えることは意味合いが異なる。

 

 

後者こそ新しい可能性であり、「無一文」だからこそできることです。

 

 

その手段としての学びは、大いに意味あるものでしょう。

 

 

また、その大元である「学び」を開拓したっていい。

 

 

自由だからこそ、僕たちは常に新しきものを求める権利はあるし、誰もそれを阻害しない。

 

 

陸上競技を「学び」と結びつけることは、考える陸上をより具現化させ、アイデアと陸上を近づけさせるような気がします。

 

 

無闇やたらに考えるのではなく、意味のある深い思考をすること。

 

 

具体的にはどんな感じ?

 

 

それはあなたが定義して下さい。それが思考だと思います。

セカンドキャリア

先日、後輩とご飯に行って大学やその先の話になりました。

 

今は陸上競技をやっているけど、この先どうなるかは誰も分からない。

 

競技を継続するかどうか、どこまでやりたいのか、何を目指したいのか、他にやりたいことはあるのか。

 

スポーツ選手にはセカンドキャリアを模索する時間があまりにも少ないように感じます。

 

最近こそ陸上界でもセカンドキャリアで生きていく人が出てきたので、その道ができ始めていますがそれまでは停滞期でした。

 

例えば箱根駅伝で活躍した柏原竜二さん。

 

富士通で競技を続けるものの度重なるケガで引退することになりました。

 

ただ私たちからしたらずっと「山の神」🏔

 

メディアや世間に注目されつづける葛藤とそこに自身の競技力や気持ちが追いつかなくなってメンタルが相当やられたそうです🙅‍♂️

 

かといって、自身のセカンドキャリアについても考えていなかったようで相当苦しんだとインタビューでも答えていました。

 

そんな柏原は現在、富士通のアメフトチームのスタッフとして奮闘中です。

 

自分が何かスポーツに別の形で恩返しができないかと模索する中で、そこにアメフトチームが呼応したのです。🏈

 

ふとした瞬間に出会えたセカンドキャリアでした。

 

僕もセカンドキャリアについては模索中です。

 

例えば、一般企業に就職して最強の市民ランナーを目指して生涯現役を目指す。

 

はたまた、突然また勉強し始めて教員になって教えることに専念する生活を目指す。

 

まあ色々考えますよ、気づいたらもう大3なんで。笑

 

何が正解なのかは分からない、というか正解も不正解も存在しない。

 

セカンドキャリアは不明瞭だからこそ、可能性を模索するチャンスでもあり、そこに自分の意思の強さが反映されます。

 

ある意味で欲に近い。何々をしたい!変わりたい!とかそういう欲。

 

明日何か新しいインプレッションが訪れるかもしれない。✨

 

でも考えたり、書いてみたり、相談してみたりと準備は誰にでもできますよね。

 

万全な準備をすればきっとセカンドキャリアもいい方向に傾いていくはずです。

 

そこにカギがある、何か出会いがある。

 

そのときに自分は何を持っている?

 

持ち物がないと来たるチャンスも逃すことになります。

 

明日に保証はない。今を生きる。

 

暴走族のノリですよね。今が楽しければ良い的な。🏍💨

 

あの人たち、実は堅実な生き方をしている人が多いなと思います。

 

自由な時間が多い分、セカンドキャリアと向き合う時間も長いですからね。

 

僕の中学は先輩とかがなかなか荒れてる世代でした。笑

 

本当に黒ジャージで金の龍が入った服で学校来てるイカした先輩とかいましたからね。🐲

 

隣の中学とガチンコタイマンみたいな。笑

 

でも実際に話してみたときにすごく人間味があって、感性も敏感で遠くで見てた雰囲気とは全然違かった。

 

とっても優しくて、部活に乱入することもあったけど僕たちの邪魔は絶対にしない。

 

うおー速ええって喜んで俺も走るわって走ってへばってそのまんま帰っちゃう。

 

何で陸上部って走ってばっかなの?って言う人よりすごく近いなって思います。

 

そんな方たちがその先すぐに働き出したり、名前を売り出しているのを見るとセカンドキャリアを彼らなりに模索した結果なんだなと感心します。

 

今も怖いですけど、セカンドキャリアがあるって素敵だなと思います。

 

話は大きく逸れましたが、セカンドキャリアは自由に動いてみた先にきっとあるはず。

 

やってみたいこと、悩んでいること、帰り道に見る光景…

 

その全てがきっとつながるはずです。

 

今はカチッと決めなくてもいい。

 

決めないからこそセカンドキャリアは模索できるはずなのです。

 

遠い目標を追いかける前に、目の前の本当に欲しい目標を叶えて欲しい。

 

それは陸上競技ですよね。勉強ですよね。

 

いつか、どっかで、繋がると信じて今を頑張ろう。

 

僕ももっと後輩たちと向き合って、一緒にもがいて、その先のキャリアを模索していけたらなと思います。

 

セカンドキャリアは今の自分が作る。

 

 

 

(編集後記)

早歩きで何分で家に帰れるのかずっとやってますが、さすがに30分は切れないですね。笑

自転車使おうかなと思っちゃうけど、駅の駐輪場使ったら負けだなーとか佐倉までは漕げないよなーとか負の要素しか出ません。🚲

歩いている間も色々考えるし、最寄りが同じ後輩もいるんでめっちゃ充実してますけど!笑

戦い方2.0

コロナの影響は凄まじかった。

 

主要な試合がなくなる、3年の最後の活躍の場が失われる、練習がままならなくなる…

 

沢山のダメージが私たちランナーを襲い、立ち直るにも時間がかかった。

 

その一方で、爆発的な記録ラッシュも同時に起こった。

 

田中希さん(豊田織機)の日本新を始め、競歩の池田くん(東洋大)や三浦くん(順大)など新しい顔ぶれも今では当たり前となってきた。

 

 

この状況下で私たちの戦い方もアップデートされたのではないでしょうか?

 

 

感染対策を講じた上での準備の仕方や調整方法,練習場所などバイアスがかかった中で私たちの動き方も変わりました。

 

 

それに合わせて変えて行ける人とついていけない人との間に溝が生まれたのも事実です。

 

 

では、この先の戦い方をどう定めて、新しい自分をそこに当てはめていけば良いか?

 

 

今回は、この戦い方2.0について一緒に考えていきましょう。

 

 

初めに、私たちはコロナ禍を機にこれまでの戦い方を必然的に見直す必要に迫られたように感じます。

 

 

例えば、今まではカレンダー(スケジュール)通りに動けばよかったので練習期間という概念について深く考えることはありませんでした。

 

 

冬のトレーニングを3月からスピードへと移行し、4月初めの記録会を受けて総体へと向かっていく。

 

 

このある種慣例的なトレーニングサイクルが今年はできませんでした。

 

 

全て自粛として各個人に委ねられてしまった点で大きく異なったと思います。

 

 

また選手同士のコミュニケーションの場も減ったことで、チームスポーツとしての陸上競技の要素が削がれてしまったことも大きな問題だったと思います。

 

 

リレーや駅伝の連携は日々の相互的な関係性から構築されます。

 

 

その関係性が自粛の波に飲まれ、薄まってしまったことも多くの学校に見られた事実です。

 

 

この陸上選手のこれまで体験したことのない出来事が戦い方を大きく変容させたのです。

 

 

結果として、千葉県は今年のボーダーが一気に下がりました。

 

 

これは短長関係なくです。

 

 

高校生は指導者からどれだけ得られるかで左右されることが多いので、当然結果にも出てきてしまいます。

 

 

幸い、僕たちのチームは顧問がいないのであまり影響は大きくなかったですが。笑

 

 

それはさておき、では今後私たちはどう戦っていけば良いのか。

 

 

整理しながら考えていきましょう。

 

 

11月初めの現段階で、コロナウイルスが再拡大しています。

 

 

北海道ではススキノを中心に営業時間短縮が再び要請され、自粛の雰囲気が立ち込めています。

 

 

人ごとじゃなくなるかもしれない。

 

 

でも自粛期間で分かったと思いますが、自粛期間では本質が浮かび上がりました。

 

 

それは、自分1人でトレーニングができるのかという問い。

 

 

レーニングは、自分の求めるカタチやこれまでの経緯、ケガの状況、自分の長所短所…とさまざまな要素からなる一体系です。

 

 

自分で適切なトレーニングを生み出し、デザインしていくという一種のアート的能力が求められているだけです。

 

 

陸上競技の練習はある意味で創作活動だと思っていますし、人によってその絵は違う。

 

 

レースも同じです。自分でレースをどうデザインしていくのか、私たちはライバルと戦いながらもそうした自発的な創作が求められると考えています。

 

 

結局、タイム(絵)をみて評価されるのが全てですからね。

 

 

そうやって考えてみると、ライバルとか敵って実はいないんです。

 

 

例えば、自分より速い選手と同じレースで勝たなきゃいけない。

 

 

その時に、『どう倒すか』よりも『どうレースをデザインするか』を大切にしてほしいんです。

 

 

デザインが上手くいけば記録は出ます、記録が出れば勝てるんで。

 

 

そうした点で、コロナ禍やその先の世界では芸術的な個の能力を高めつつ、そこにオリジナリティを加えていく作業が重要となるでしょう。

 

 

それは練習でもできる、学校の通学路でも考えられる、どこだってできる。

 

 

1人でケガせずに追い込める人は強いです。

 

 

そして、そこに意味があればもっと先へ行けるのです。

 

 

コロナ禍で強くなった人は意味をレースの中で見出したというだけの話なのです。

 

 

意外と単純じゃない?笑

 

 

僕は、コロナ禍で何をすればいいか分からなくなった人間ではなく、逆に明らかにできたと思っています。

 

 

だから、僕も自粛期間で一気に強くなれました。

 

 

とても楽しい期間だった、意味のある期間だった、だからこそ今それが長距離も引っ張れることに繋がっている。

 

 

僕なりの戦い方2.0を作り、上手くいったことで、これを後輩たちに還元できた。

 

 

戦い方を苦しみながらも模索して下さい。

コロナ禍を活かしてください。

 

 

来年きっと飛躍できます。

 

 

 

 

 

編集後記

(ドラゴンフライというスパイクがどこ見て回っても見つかりません。なのに転売ヤーはメルカリやヤフオクで4,5倍もの価格で販売してる現実もコロナの影響だと思います。これはマジで直して欲しかった。)

リレー高速化計画

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(IAAFホームページより)

 

久しぶりに書きました✍️

写真の選手知ってます?アメリカ中距離界のニューホープ!ブレイザー選手🇺🇸

大迫傑さんと同じオレゴンプロジェクトに所属していた選手でもあり、主戦場の800mではダイヤモンドリーグも制覇したすごい選手!ブレイザーのスプリント力の強さにはいつも感動させられます!(長くなりました笑)

 


バタバタ,まとまった時間が取れない等,言い訳はいくらでも浮かびますが普通に書いてなかっただけです。

 


今回はリクエストにあったリレーについてを書いていきたいと思います。

 


今の1年はまともに僕のブログを読むのは初だと思いますが,もう1年ぐらいやってます。

 


さて、話はリレーに戻って。

 


リレーの構造は至ってシンプルですが,吟味していくと実はものすごく深い。

 


まず単純な理解としては、4人の走者がバトンを効率よく繋ぎ400mを走るというものです。

 


多分、多くの人がこの理解でここ10数年やってきていると思います。

 


小学校のリレーから私たちは基本的に進んでいないから。

 


ここに陸上競技としての要素を加えると、、

 


スタブロのセッティング,どの位置でバトンを渡すか,マーカーの基準をどこに定めるのか,危険エリアの設定,各選手の状態,走りのクセ…

 


挙げ出すとキリがないくらい深みが出てきます。

 


つまり、運動会の延長線上にいるランナーとここまでの深みを追求しながら日々意識している人とでは質が変わってくるのです。

 

 

普段、僕はバトンをどう渡すのかやどう次走者がスタートを切るのか、スプリント力のバラつきをどう走順に反映するかは伝えています。

 

 

しかし、あれこれといきなり手を伸ばすのは正ではないと考えているので、まだやりたいことは沢山あります。

 

 

当然、僕にも『こうしたい』という形が存在します。

 

 

ただ、それが必ずしも誰にでも合う特効薬でもないし、むしろそれをチームに合わせて改良していけるかが重要であると考えています。

 

 

冬はその可能性を模索しつつ、新しいカタチを創り上げることができたらと。

 

 

どうやって教えるか、伝えるかは秘密なのでリレーメンバーにしか話さないつもりです🤫

 

 

以前、陸上競技は共有財(経済学でいうコモンズ的な考え)だと話しましたが、チームの特性が表れるスタイルと呼ばれるものは、ある意味で文化資源のようなものなので人に簡単に伝えはしません。

 

 

秘密のレシピはテレビで公開しませんからね。笑

 

 

あとは個人レベルの思考だと思います。

 

 

自分はリレーチームをどうしたいのか。

 

 

リレーは当たり前ですが、全員が主役です。

 

 

速い人が作ると勘違いしている人が多いですが、声を大にしてこれを否定したい。

 

 

あなた自身がリレーチームを作る意識じゃないと勝てるわけがありません。

 

 

4人で1つチームが成立しえなくなるのです。

 

 

天秤の上でバランスを取りたいのに1人だけ変な所にいる感じ。笑

 

 

少なくとも自分はone of themになるためにリレーに命かけてました。

 

 

これで足ちぎれてもいいぐらい。笑

 

 

まあ流石にそれでちぎれても困るので、確固たる意思と大切なことを極限の緊張状態で意識できるかがカギになると思います。

 

 

速い人任せはダメ、自分から攻めて、自分からリレーを作らなあかんよー

 

 

コミュニケーションもそう。

 

 

今他のメンバーがどんな状態なのか、誰が風に弱いのか、天気はどうなのか。

 

 

コミュニケーションを普段から『適切に』取れているかで記録は大きく変動すると思います。

 

 

逆に変動しない強いチームは、普段からコミュニケーションが取れていると考えられますよね。

 

 

こうやって思考を巡らせてみると、なぜ強豪校が強いのか?速い人が速いのか?

 

 

そんなことも自分1人で分かってくるはずです。

 

 

陸上競技で頭を使うのはこういうところ。

 

 

体幹弱いから体幹やろうみたいな単純思考では勝てないのです。

 

 

こんなに考えるのかっていうくらい考えて欲しい。

 

 

リレーはチーム種目ですが、個人レベルで必要な思考がある。

 

 

それをコミュニケーションでチームメイトと擦り合わせるんです。

 

 

そうなると、今からでもやることって多いですよね。

 

 

もちろん駅伝も同じ。

 

 

私たちはリレーと駅伝を短長で区別しがちですが、僕は同じだと思っています。

 

 

結局、コミュニケーションの質がどこまで進んでいるのか、走力の擦り合わせや他のメンバーの状態をどこまで把握できているのか。

 

 

それなしに勝とうとするのは無謀なはずです。

 

 

厳しいことを言うようですが、陸上競技は残酷です。

 

 

記録が出なきゃ負けるんで🙅‍♂️

 

 

だからこそ、集中しないといけないし、普段から頭使ってやるべきことをこなしていかなきゃいけない。

 

 

逆に、それが体現できればどんなに弱いチームであっても春になれば勝機は一気に上がります!💹

 

 

複雑な反面、結果は案外シンプルです。

 

 

リレーで勝ちたいよね?駅伝で勝ちたいよね?

 

 

明日から来年、再来年までこれを意識してください。

 

 

そこからは僕が必ず強くします。

 

 

これまでみんなの先輩と成し遂げてきたからこそ自信持って言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

(いい終わり方したーーーー笑)

 

 

またしっかりブログは書いていきます。ごめんなさい🥲笑

技術の進歩と折衷

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(文春オンラインより)

 

ヴェイパーフライがトラックレースで禁止となり、高校陸上にまで広がっています。

 

 

地区大会から採用されることとなり、改めてその影響力の強さを実感します。

 

 

さて、そもそもなぜヴェイパーフライが禁止になったのか。

 

 

その一つにありえないくらいの記録ラッシュがあります。

 

 

箱根駅伝,東京マラソン,ダイヤモンドリーグ,来年行われるであろう東京オリンピック

 

 

その影響力ははかり知れません。

 

 

技術の発達が急すぎたからでしょうか?

 

 

https://note.com/ksyu1run/n/n60c56841a706

 

 

さて東大箱根ランナーとして知られている近藤秀一さんはnoteで数値化された規制を提唱しています。

 

 

実際に5センチという基準のもと明確な基準が示され、これをもとに大会が運営されることになりました。

 

 

ただ、この規制が抑止力になってはいけないと思います。

 

 

折衷は抑止力と隣り合わせだと思います。

 

 

折衷することで制約されるものもある。

 

 

それを理解しておかないとこの先のスポーツメーカーの未来がありません。

 

 

明日の記録,新しいチャレンジのための純粋な姿としてのスポーツは残すべきです。

 

 

そのために当然速く走れるだけではなく、足を守る、どこでも履ける、購入しやすいなど新しい未来を作っていく要素を削ぎ落としてはいけません。

 

 

これを機に改めて規制側も考えて欲しいです。

 

 

折衷とは何か、求めるスポーツの未来とは何か、考えて次に進めてもらいたいです。

 

 

そうしなければ、ヴェイパーフライは魔法のシューズとして終わってしまいます。

 

 

また今回の件から発展させると、NIKEは常に先をいっているように感じました。

 

 

マイケルジョンソンの永久不滅といわれた記録、アリソンフェリックスの4種目制覇、キプチョゲのマラソン1時間台の可能性など…

 

 

常に想像の一歩先を行くのはNIKEです。

 

 

もちろん、カールルイスがMIZUNOをこよなく愛していたこと、ワーホルムがNIKEからPUMAに切り替えたことなどNIKEが全てではありません。

 

 

しかし、人類の可能性を模索した点で大いに成功しているように感じます。

 

 

技術革新のスピードが速いのです。

 

 

全人類に向けてシューズを発信しているのです。

 

 

小学生の頃、MIZUNOやasicsよりもNIKEのウエアや下敷きを使っている子が多くありませんでしたか?

 

 

シューズは瞬足、でもウエアはNIKEadidasみたいな。

 

 

アメリカ発のブランドですが、とっくに日本に浸透しています。

 

 

それに対し、asicsやMIZUNOなんかは中学生の最初のスパイクで知りました。

 

 

日本のメーカー言えども海外ブランドと比較するとかなり埋まってしまっているのです。

 

 

ラソン大国ケニア,アジアトップの中国,アメリカに追いつき始めたイギリス,ブラジルのリレーチームなどみんな契約はNIKEです。

 

 

まさしく世界中です。

 

 

ナショナルチームはウエアから素材までこだわります。

 

 

その中で、世界を見渡すと圧倒的にNIKEが支持されているのです。

 

 

最近なんかは、エアズームビクトリーなど技術の応用も見られます。

 

 

レースを見てみてください。

 

 

ずらーっとNIKEのスパイクです。

 

 

NIKEの技術力の強さ、それに対する信頼度は圧倒的なのです。

 

 

正直、他のブランドと折衷できるかというと難しいと思います。

 

 

株価なんかもいま全然違いますからね。笑

 

 

他のブランドももちろんいい所たくさんありますよ。

 

 

asicsはピンレススパイクを登場させたこと、MIZUNOは驚異のリターン率を誇る新シューズの開発、シューズ全体を高反発化させたニューバランス

 

 

技術は進んでいますし、NIKEに対抗から生まれた技術の賜物です。

 

 

人が競争するように技術も競争させ、進歩させていくことが今後のためにもなるはずです。

 

 

これをいってもメーカーは動かないと思いますが、考え直すきっかけになればと。

 

 

あとは、その技術の進歩にヒトがどう合わせるか。です

 

 

本来は、そこに技術との折衷が見られるべきです。

 

 

技術を平均化してしまうのではなく、高い技術レベルにヒトが追いつけということ。

 

 

ここに本テーマである、技術の進歩と折衷の着地点が見出せます。

 

 

みなさんも自分のシューズを何十倍にも生かして下さいね!!!!!

 

 

シューズをもっと知ると自分の走りも必ず変わります。

 

 

記録は足からも変えていける。