ワークアウトとWORKOUT
ワークアウトといっても、日本と海外では大きな違いがある。
例えば、ワークアウトの範囲。
海外では、中高強度のワークアウトに対してWORKOUTと表現する傾向にある。
一方で、日本はどんな練習であってもWORKOUTと言ってしまいがちだと感じる。
イージージョグはどっちに区分する?
そうなると大きな違いが出てきてしまうだろう。
特にファンランナーの層で比較すると。
逆に、トップ選手はどんどん海外に出てレースをしていく中で、こうした違いに気が付けているのかもしれない。
例えば、5000m日本選手権を制した遠藤くん(住友電工)は高強度なワークアウトでしかWORKOUTを使っていない。(投稿を見るとJogは別物と考えている)
中長距離選手が使っているイメージが強いが、もちろん短距離でも使って良いはず。
市民ランナーの層は圧倒的に長距離が大半を占めていることから、なかなかまだ短距離の世界には普及していないんだと思う。
そんな中で、高校生がこの違いを理解したら、日々の練習に対するイメージがより鮮明になると思うし、自分への負荷を見極められるはず。
それが怪我の防止に繋がるかもしれないし、結果に現れるのかもしれない。
だからこそ、市民ランナーであってもワークアウトって表現をどんどん使ってほしいし、ワークアウトの区分が明確になれば、海外と日本がなかなか詰まらない強さの差は解消されると思う。
下からの突き上げじゃないけど、こうした考え方を少しずつ自分も示していけたらいいなと思う。
あなたにとってのWORKOUTは何?
自分の中での定義づけを再確認することは、練習の質を高めていくには不可欠だと思う。