トップアスリートコーチング
『すげえ…!』ばっか漏れる指導をこの間体感しました!
その子も人に初めて教えたみたいで、やっぱり楽しいわって帰り際に言ってて良かったなあと思いました。
今回は、トップアスリートがどう指導するかを書いていきます。
内容
1 特徴①
2 特徴②
3 その先のこと
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1 特徴①
まず特徴の一つに多角的に教えることができることです。
その人の直すべき点や活かしたい点を、自分の知識や経験、直感など色んな視点からアイデアを出すのです。
例えば、話していた中に足の出し方がありました。
接地がフラット出ない人は、足を前に出すときに真っ直ぐに出ず、弧を描いて出てきます🦵
回って出てきた足を真下に下ろしてもフラットにはつきませんよね。
つまりフラットに接地したいと考えたときに、ここを直さないといけないのです。
そういう細かい動作や所作に目を向けて、一瞬で見極める能力があります。
教えてくれた彼女もそうした素晴らしい能力がありました。
他にも色々教えてくれましたが、万人に合うものでもないということなので聞きたい人は直接僕に言ってもらえれば。笑
本当に数多くのデカイ大会を経験してきて、勝ってきたからこそ伝えられることだと思います。
そして何より、始める前と見違えるほど後輩の動きが変わっていたので驚愕しました。笑
あの一言、あのアイデア1つがこんなにも人を変えてしまうのかと思うと感動ものです。
そして、選手としてもそれを継続していけるかが課題になると思います。
一方的に受け取っていては、身につきにくい技術ですからね。
俺もコーチとしてちゃんと身につけないとなとも思いつつ。
ポイント
特徴の一つに多角的な視点から選手を指導し、動きを変えていくことがあります。
2 特徴②
自分が築いてきた成功メソッドを還元する。
これがトップアスリートの指導における特徴の2つ目と言えます。
彼女もまた輝かしい結果を残し続けてきたトップアスリートであり、その過程には紆余曲折があったはずです。
何もかも上手くいくアスリートなんていませんからね。
そうした彼女もケガに苦しんだり、タイムが伸び悩んだりしたからこそ、試行錯誤して練習をしてきました。
今の彼女にはその過程からエッセンスを抽出して教えることができ、最大限効果を発揮するトレーニングが可能になります。
要は、最短ルートを示すことができるのです。
そして、その最短ルートに従うことで結果が出る確率も高くなります。
もちろん、この方法論が全てのランナーに当てはまる訳ではないですが、うまくいく可能性が高いのは事実です。
目の前にそんな選択肢が用意されていたなら、私たちは迷わず飛び乗るはずです。
僕だって記録をどうしても出したかったら、迷わず選んでいました。
事実、選手の動きが変わってきているからこそ心から信頼できます。
頼りっぱなしで申し訳ないですが。笑
高校生のときからですが、陸上競技を通じてたくさんの友人ができて良かったなと思っています。
日本インカレや関東インカレで走っている友人を誇らしく思うし、競技を続けていなくてもこうして関わってくれるのは嬉しいです。
僕はあまり成功したわけでもないので、何もかも鵜呑みにして欲しくはないですが、めちゃめちゃ記録は伸びたのでそれを還元しています。
人によって何を成功とするかは違いますが、指導者は自分のメソッドとその人に合った指導を併せ持つ必要があるのです。
ポイント
2つ目の特徴は、成功メソッドを還元できること。最短ルートになりうるし、プラスしてその人に合わせて変えていけば大きく成長できます。
3 その先のこと
彼女の指導を信じていきたいと思います。
選手だって本気だし、彼女だって本気。
この2人のエネルギーでぶつかり合えば、うまい方に転がるはずです。
初めて教えるのが自分の後輩であることは幸せだし、こんなすごい友達教えてもらうのいいな〜と思いながら。笑
自分の本職は200と400なので、特に400mランナーは仕上げていかないとなあと思いつつ、自分なんかより可能性は大きいので頑張っていきたいと思います。
400mに関しては、そこらの人間には負けない指導はできると思います。
あとは、もっと幅広く教えられるようにすること。(自分のことばっかですいません笑)
人によって目的は違うし、ましてや僕の高校は色んな人がいます。
その人が求めるカタチに近づけるように、俺が教えるのが理想だと思っています。
もうすぐシーズンイン。
コロナとか、休校とか面倒なことばっかな世の中だけど、ここで廃れちゃダメ。
これこそ1番のチャンスですよ😏
練習を継続して圧倒的に差をつけるのです。
自分を今一度見直すのです。
レースはあなたが創ります。
アップまでは一緒にいますが、最後はあなたが決めるのです。
自分のことは自分が1番わかっているはず。
それをとにかく自由に練習できない今振り返るのです。
振り返ったとき、何をしなければなりませんか??
ケガを治すこと?練習を継続すること?速い人を研究すること?
あなたの目標が決まったなら、今すぐ動きましょう。
行けなかった所に行くチャンス。
すっごい楽しいよ!
ポイント
最後はジブンです。振り返ったときに目的や目標を確認したらすぐに動き出しましょう。早く動きだせばそれだけ強くなれます。
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まとめ
トップアスリートからの指導は、成功メソッドが明確であり、伸びる可能性が高いです。そこにオリジナリティが加わることで成功確率を高めることが可能です。
※今の世代は他校との交流があんまり多くないイメージです。昔は知り合えばすぐに打ち解けるような、タイムも結果も関係なくいいライバルがたくさんできたように感じます。そんな彼女もその1人です。俺ももっと学んで還元していけたらなと。頑張るよん💪