【コーチング 陸上】トレーニングを活かす
筋トレってなぜしますか?🏋🏻♀️🏋🏻♂️
人によって答えが違うと思います。
補強として。見せる筋肉として。ストレス解消として。
目的は人によって違いますからね。
今回は、その中でもあなたの成長のための筋トレとトレーニングについて話します。
というか、そもそも筋トレって表現好きじゃないんですよね。笑
筋肉を鍛えるだけにしか聞こえないから。
そうじゃなくて、自分の今後のパフォーマンスを変えるトレーニングの1つと考えたいんです。
ちょっと分かりにくいと思いますが、早速内容に入っていきましょう。
内容
- 補強ではなく、新しい技術
- なぜやるのか
- 短長で違いは?
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1 補強ではなく、新しい技術
メニューを送るときや考えるとき補強と言ってしまいますが、実際のところニュアンスが若干違うんです。
どう違うのか。
そもそも、補う程度のものじゃないと思うんです。
じゃあそう書くなよ!ってなりますが、便宜上はそっちの方が楽なので。笑
でも説明するときは補強程度の中身じゃないと伝えているつもりです。
むしろその人を180°変えるかもしれないパワーになります。
それがいつどこで発揮されるかは分かりません。
しかし、どこかで必ず勝ち抜くチカラにはなると思います!
じゃあ、どうやって実際につけていくのか。
まず、動きの中で使える筋肉はダイナミックな動きから獲得できると思っています。
そのためには筋トレとして筋肉だけに負荷をかけるのではなく、全身を使った筋トレいわばダイナミックトレーニングが必要です!
そう、だから表現としては筋トレではなくダイナミックトレーニングが合っていると思います。笑
ちなみに、僕は高校時代に動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)について保健の研究でやりました。
そこで実験してみたところ、体全身を使いながら行うトレーニングの方が静的ストレッチ(その場でやるトレーニング)よりもはるかにパフォーマンスが高くなることがわかりました。
これはストレッチだけではなくトレーニングも同じです。
鍛える際に、動きの中で獲得する筋肉が1番使える筋肉なんです!
こうしたトレーニングは補強ではなく、何なら技術練といってしまってもいいくらいです。
つまり、レースの中で有用性がある能力として僕は使える筋肉を考えています。
ダイナミックトレーニングが技術練だとも捉えられる理由をここでは話しました。
2 なぜやるのか
パフォーマンスが上がることは既に話したので割愛させていただきます。
他にやる意味は何かあるのでしょうか?
ありますよ!
パワーをつけるんです。
スタートとか、キツイときとか大事な場面で必要になるのは出力です。
そのエネルギーを作り出しているのは紛れもなく筋肉です。
このエネルギーを手に入れるために私たちはトレーニングをしています。
また成長が止まって焦っているとき、困ったとき、こうしたトレーニングが最高のソリューションになります。
その中で、筋トレはある意味で自分のチェックリストでもあります。🗒
どの筋肉が使えているのか、そうでないのかを確認しながらじゃないと意味がないと思います。
やっている中で気づけるのが筋トレです。
当然スポーツをする人にとって、筋肉は使えるものではないとただの重りとなります。
ムダに体重が増えただけで終わるので。🤦🏻♂️
関連しますが、筋トレをすることで別のこともわかってきます。😳
スタートの意識やっぱりおかしいなとか、フォームを変えようかなとか、トレーニングを通じて自分の走りに対していろいろ課題が出てくるはずです。
それがトレーニングの中で発見出来ることは、あなたがチャンスを手にしたのと同じです。
考えながら練習するのはトレーニングでもできます!
そして最初に話しましたが、動きの中で使える筋肉を身につけること。
先程のダイナミックトレーニングにもありましたが、ここで筋肉をつけることをオススメします。
あらかじめ言いますが、ダイナミックトレーニング=筋トレではありません。
筋トレはパワーをつけるためにやりますが、確認作業とプラストレーニングをメインにして欲しいです。
例えばメディシンボール投やダイナマックス、ハードルドリルなど普段の補強も大きく言えばダイナミックトレーニングです。
使える筋肉をつけるためのトレーニングをして下さい。
そうじゃなければやる意味はありません。
逆にいうと、1番の意味はそこにあります。
3 短長での違いは?
まずは長距離から。🎽
特に長距離は筋肉が重りとなってはいけないと思っています。
筋肉が走りの邪魔になってはいけないからです。
トレーニング計画としては、ムダを削ぎ落とすこととパワーをつけることの両面で回していくのが理想です。
そのため、本当にポイントを絞って鍛えるべきだと思っています。
例えば、最後キツくなってのけぞってしまう人は背筋と腹筋だけみたいな。
逆に姿勢は崩れないのに、集団のペースアップについていけない人はハムストリングを鍛えるとか。
ウエイトとしてメニューに組み込むのは難しいので、補強として最後にやるのが1番良いと思います。
長距離は、体力とパワーのバランスが崩れてしまいがちです。
さらにロングとスピード練が中心で、パワーをつける機会がなかなかないのです。
だから意外と"そんなこと"で差がついてしまっているかもしれません。😶
冬にそうしたパワーを生むトレーニングを挟むことでこの差を埋めていきましょう。
継続は力なりです!
一方で、
短距離はまずあらゆる部位のトレーニングはしつつ、プラスとして負荷をかけることがいいと思います。
瞬発的な動きを何回も何回もするのが短距離です。
爆発的なエネルギーが継続しないと後半失速する原因となります。
そのために基礎パワーとしてのウエイト 、差をつけるまたは追いつくためのプラストレーニングが必要です。
ウエイトはみんなやるので、大事なのはプラストレーニングです。
何が足りないかは長距離と同じで、自分で見つけないといけない。
それが分かった上で重点的にプラストレーニングをすべきです。
強豪校が走れるのは、パワーがあるからだと思います。
ざっくりしすぎてますが、他の人を見ていると地面をパワーで押し切れてない感じがするんです。
いつもハムストリングで地面を押すことを話していますが、意識しなくてもできるまでに持っていきたいんです。
そのためにはハムストリングはもちろん、それを支える他の筋肉もないと速く走れません。
自己分析はここで試されます。
もちろん、僕も気がついた時に随時伝えていますが全部は伝えきれない。
ここを補うのはジブンです。
じっくり時間をかけてでもいいので、自己分析を継続してみましょう。
また、月陸のサイトなどにも沢山のトレーニングがあります。
ふとした時に漁ってみましょう。👩🏻💻
これは長距離も同じです!!!!!
あなたに必要な筋肉を鍛えるトレーニングに出会えるかもしれません。
(⚠️ネットには全てが正しい情報があるとは限りません。取捨選択は必ずして下さい。)
まとめです。
【筋トレやトレーニングは使える筋肉をつけるのが目的でありレースでも生かされるため技術練と呼んでもいい。また短長でトレーニングの目的が違うので理解しつつ、ジブンに1番必要なトレーニングを積めるかが今後に活きます。】
次回は、コーチングで意識していることについて詳細に話します✌️
いつも僕はヘラヘラしてますが、当然責任だってあります。
データやエビデンスを蓄えて、試行作業を繰り返して、修正してを僕もしないとチームは崩れていきます。
後輩はもちろん、どんな人であっても伝えたいことです。
読んでくだせい!!!!!!!!
ほな!🤙