【コーチング 陸上】メニュー調理法

 

 

みなさん。料理したことありますか?

 

 

材料買ってきて、調味料計って、クックパッドに頼って、彩りを意識しながら…

 

 

なかなか大変ですよね。お母さんやお父さんって結構考えて料理作ってるんですよ。

 

 

メニューも同じ、毎日同じ練習ばっかだと飽きてしまいますよね。

 

 

そりゃ毎日パスタはしんどいですよ。笑

 

 

メニューをどう考えたらいいのかを書いていければなと思います。

f:id:itsuking0714150:20191125074702j:image

 

 

 

 

内容

  1. メニューの組み方
  2. 真似すること
  3. 質を高める

 

 

 

 

 

----------------------------------------------------------------

 

 

1  メニューの組み方

 

 

メニューってどうやって組んだらいいんでしょうか。

 

 

大体は先生がもう決めてしまっているので、あまり深追いすることはありません。

 

 

しかし、僕の教えるチームを始め全国には顧問のいないチームだってあります。

 

 

そうした境遇にいる人たちが、決して不利に思うことなくむしろその自由度を生かせるメニュー作りを手伝えればいいなと思っています。

 

 

メニュー作りに必要なこととして、

 

 

まず強弱をつけることが求められます。

 

 

例えば、3日連続で40秒走なんて無理ですよね。笑

 

 

ハードな(強度の強い)練習は1回でのダメージが大きいため、連続でやると回復が追いつかなくなりケガに繋がります。🤕

 

 

またずっと楽な(強度の弱い)練習は筋肉を壊さないため、強くなることができません。

 

 

ちょっと分かりにくいのでもう少し詳しく話すと、

 

 

人が速くなるには、技術を習得するほかに筋肉を使えるようにすることが求められます。

 

 

筋肉はハードな練習をすれば壊れます。

 

 

いわゆる筋肉痛は筋肉を壊したことによる痛みです。

 

 

それを修復することで、より強い筋肉が出来上がる。

 

 

このサイクルの連続なんです。

 

 

つまり、弱い練習では筋肉が壊れもしないんです!!(簡単に言うとです)

 

 

だからこそ交互に織り交ぜながら、なおかつ適度にrestを入れながらメニューを作らなければならないんです。

 

ここで僕の考えたこの時期のスケジュールを見てみましょう。

 

 

一例として、

 

月 坂             弱

火 補強    弱

水 ウエイト  強

木 rest          

金 往復走   弱

土 40秒走   強

日 rest      

 

 

こんな感じです。

 

 

ポイントとしては、

 

強の位置→restの位置→弱の位置   の順で作っていくことでバランス良く練習を組めます。

 

 

またメニューの内容に多様性をつけること。

 

 

時々新しいことを入れてみることや慣れた種目を改良することをオススメします。

 

 

やはり、毎週マルゲリータでは飽きてしまいます。☹️

 

 

ペペロンチーノに変えたり、たらこにしたりとアレンジを自分たちなりに加えていくことで、何倍にも効果が倍増していきます。

 

 

先週はペース走3000mやったから、今度はウェーブにしてスピードを変えてみようなど。

 

 

あなたなりの理由づけを持って変えてみて下さい。

 

 

そうすると、練習に飽きるという事態には陥らないと思いますよ。

 

 

 

2  真似すること

 

 

みなさんは、競技場で見かけるなんだあれは!?っていうメニューを自分でやってみたことはありますか?

 

 

やってみたくてもやったことがない人は、なぜやらなかったんでしょうか。

 

 

何か盗むことに対する罪悪感がありますか。

 

 

僕は、悪いことではないと思います。

 

 

なぜなら見えるように彼らもやっているから。

 

 

本当に見せたくないとっておきの練習なら、こっそりとやるしTVなどの取材でも答えないはずです。

 

 

スポーツはあらゆる点で自由であることが素晴らしいところです。

 

 

メニューも一種の共有財であり、InstagramTwitterで積極的に公開しているチームもあります。

 

 

そんなわけで、とにかく罪悪感を持たず強いチームや競技場でみて面白いと思ったメニューを真似てみましょう。

 

 

新しい発見があるかも知れないし、自分の練習を見直すきっかけになるかもしれません。👀

 

 

社会では、他企業のアイデアを盗むことは法律で禁止されていますがスポーツにはそんなルールはありません。🙆‍♂️

 

 

むしろ盗んでなんぼです。

 

 

勝手に真似していいのかなという不安は捨てましょう。

 

 

成長できれば何だっていいんです!

 

 

それで成長できれば、自分の練習メニューとして取り込んで継続してみましょう。

 

 

僕は罪悪感なく、強豪校の練習メニューを盗んでいました。笑

 

 

実際やって強くなれたし、自分の足りない所にも改めて気づくことができました。

 

 

強くなりたいと貪欲になれば、どんどんどんどん試してみたくなります。

 

 

自分には合わなかったら捨ててしまっていいし、ハマったら積極的に練習メニューに取り込んでいいんです。

 

 

そしたらもっとメニューに彩りが出てくると思いますよ!

 

 

メニューに彩りを出すことも、成長の一助となるはずです。

 

 

 

 

3  質を高める

 

 

メニューから質を高めることは可能でしょうか?

 

 

A.可能です

 

 

では具体的に書いていきます。

 

 

メニューを考える際、先生や僕はこれまでの経緯とこの先の目標を鑑みて作っていきます。

 

 

過去と未来のどちらの視点からも考えて作り出すものがメニューです。

 

 

つまりそのメニューが自分の目標や足りない所と極端にズレが生じている時、自分にとって低質なメニューなのです。

 

 

そう、

 

 

メニューの質を上げるためには、"自分"を知った上でメニュー改良していくこと。

 

 

これが質を高める1つの方法です。

 

 

しかし、まずはそれをやってみないと始まらない。

 

 

悪いかどうかも分からないのに変えてしまってはもっと悪くなるだけです。

 

 

そのメニューが悪いことも知るべきだと思います。

 

 

メニューの質を上げていく上で既存のメニューの良悪を考えることが求められます。

 

 

また、あなたにとっての価値は何かを考えることもいいと思います。

 

 

もし県大会で入賞することに価値を置いているなら、ボーダーを知った上でその差を補うあるいは上回らなければなりません。

 

 

当たり前ですが、そこからメニューは生まれます。

 

 

メニューの中で目標ができるわけではありません。

 

 

目標があるからメニューは生まれるんです。

 

 

それを覚えておけば自然とメニューの質も高まるはずです。

 

 

要は自分のコトをどれだけ知っているのかで自ずとメニューは定まります!

 

 

ただ新しいメニューの開拓もお忘れなく…

 

 

 

まとめいきますか!!!!!!!

 

 

 

 

【メニューに飽きないためには強弱や多様性をつけること、これが練習に彩りをつけます。また、アイデアを盗むことは陸上競技などのスポーツにおいてはあなたにプラスになります。】

 

 

 

 

 

 

次回は筋トレについて!💪🔥

 

 

 

補強について触れていけたらなと。

 

 

 

筋トレは補うんじゃなくて、新たに追加すること。

 

 

この違いを理解できる回にしたいと思います。

 

 

 

それでは、もうすぐクリスマスの季節に…🎅

(陸上競技頑張ります🤲)