【第28回】新チーム設立
先日とっても楽しい議論ができました。
クラブという枠組みを超えた"ギルド"を作ろうと動き始めました。
ギルドというのは、中世西洋社会で生まれた同業者組合のことで、やりたい人たちが集まって動かす組合のことです。
OBメンバーで考えているんですが、僕の作ったF-PROJECTは本質を残しつつ新たな局面を迎えようとしています。
まだ検討を重ねに重ねている段階であるため詳細は話せませんが、高校陸上真っ只中な後輩たちやOB OGが大学生や大人になってもフリースタイルで動ける場を提供したいと考えています。
会ったことないOB OGと交わる場、自分のライフスタイルを模索するための自由な場、自分から新しいアイデアを発信していける場に。
その中で、とにかくワクワク感を味わえるのを求めています。
まず、動きの中で心の底からの悦びを体感できるような活動を目指したいです。
子どもの純粋な"楽しい"という感情は基本的なアクションから生まれてくると考えます。
その楽しさって人に伝播しますよね。
そうなると、自分で考えていても楽しくなるし、周りを巻き込んで新しいものをどんどん作り出す。
そうしたクリエイティブな環境も同時に目指しています。
普段はコーチとして後輩たちと関わる僕ですが、一方で新チーム設立も進めてきました。
自由の身となった今また動き始めたところです。
もちろん、この活動は強制でもないしあくまで自発的です。
参加費だってとらないし、レースに出るための本格的な練習ができる場だって用意します。
クラブチームには難しい環境です。
1人1人の目的に合わせた場って思っている以上に用意するのは難しいので。
でも久々に体を動かしたい人だって、夢を追い続けたい人だっている。
多様な目的をもった人がどこかでやりたいっていう気持ちはあるはずです。
僕のいた陸上部はそんな人たちがごちゃごちゃ混ざっています。
だからこそ多様性を最大限に尊重した活動も可能だと思うんです。
クラブという名目ですが、こんなに多様性を尊重できるチームは世の中にないと思います。
それを具現化したいと陸上バカは考えたところです。笑
そして、フリースタイルで動けて共有できる後輩たちがいることも僕の強みです。
本当に自慢できる最高の後輩たちなんです。
だからこそ、やりたいことにどんどん近づけるし、無理だと思わなくなった。
自分は運の良い人間だと普段から感じるし、巡り合わせって本当に面白いと思える。
そしてそんな仲間たちと新しいことをどんどん取り込んで、サイクルを生み出していく。
彼らも一緒に巻き込んで旋風へと変えていきたい。
そのために考えなきゃいけないことだってあるし、議論しなきゃいけない課題だって沢山ある。
でもそれは嫌々やるような、会社の雑務ではなく自分たちが作り出したChallengeです。
つまり、自発的に課題と向き合えるような場になっています。
そうした課題を一つ一つこなしていく今が1番生き生きしています。
こんな楽しい運営ずっとやっていたい。
僕の夢の一つです。
こんな僕の夢を話すだけの回になってしまいましたが、どんな人にも出来る事です。
動け、動けと世の中の人は言いますが、
はっきり言って好きじゃないことになかなか体は動きません。
喜んで会社に行って、満足げな顔したサラリーマンってみたことあります?
仕事帰りのお父さんたちに仕事への満足感はあまり感じないですよね。
飲み会でうっぷん晴らした顔しかみたことありません。
しかも、好きなことって大人になったらなかなか始められません。
大人には責任という制約が生まれるから。
でも、週末を楽しんでいるカッコいい大人って見かけるとは思います。
フルマラソンに挑戦したり、ちょっとキャンプへ出かけたり…
好きなことを始めることはできなくはないでしょう。
ですが、ありとあらゆる好きなことに手を伸ばすことは中々できないんです。
好きなことにも時間やお金の制約が入ってくるのが大人です。
以前も話しましたが、それに対して『学生』は特権です。(24回目の後半)
https://itsuking0714150.hateblo.jp/entry/2019/11/03/071115
お金は自分の為に稼ぐことが出来るし、4年あるいは6年といった時間の保証もある。
ならこの期間に好きなこと全部やってやろうって覚悟で今動いています。
でも僕もまだ動けていない方だと思っています。もっと考えなきゃいけないし、アイデアを生み出していかないといけない。
でもそんな自由だって『学生』であることから生まれた。👨🎓👩🎓
思う存分、残り2年の学生生活を動きまくりたいです。
ただ、今回の新チームを全国区にするとかそんな考えは毛頭なく、自分の周りを巻き込んでいければと思っています。
"出身高校の陸部の人"というフィルターをかけて活動を濃密にしたいからです。
まだまだ、スタートラインに立ったところですが見守っていてくれると嬉しいです。
また、OBOGに入ってもらい"新しい身体的動き"を感じてもらえたらなと思います。
今回のまとめもなしで。
次回は、批判について。
深刻化するアスリートへの批判ですが、批判することはマイナスにしか動きません。
エセの正義感で罰した気分になってしまう心理状態を捉えていけたら。