自分が羅針盤
さて、この状況下で私たちは今ある自分にプラスするにはどうしたら良いでしょうか?
悩んだり、立ちすくんでしまったり、目標を見失った先に…
あるのは絶望ですか。
絶望したら私たちは簡単に死を選びますか?
きっとそんな人間はいないはずです。
0のまんまかそこに1を加えるか。
その選択肢しかあなたには与えられません。
つまりサイコロを転がすか転がさないか。
○マス戻るようなルールはそこには存在しません。
でもすぐには一歩は踏み出せないはず。
その踏み出す勇気というか、そこに羅針盤を持たないか?というのが私の提案です。
羅針盤なんか持ってないよというあなた。
羅針盤は自分で作るものです。
地図だって自分で書かなきゃいけない。
少なくとも義務教育という置かれたレースで生きるだけの人生じゃないはず。
嫌になれば、レールから外れることも自由。
新しいレールを作ることも自由。
そして、僕はこの後者を今回伝えたいと思います。
1を加えること。
そう、1を加えることは意味があります。
なぜなら自分の力じゃないとできないからです。
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僕は、進歩には2つのパターンがあるように思えます。
まずは、掛け算型
例えば0×1は0ですよね。
これは基礎が身についていないのに先端的なことを取り組んでも意味がないのがいい例です。
というか、2をかけても3をかけてもずっと0のまんまです。
みなさんには足し算より掛け算の方が強いイメージってありませんか?
単純にいうと、足し算は小1でやるのに掛け算は小2でやる。
足し算をやらないと掛け算って全く理解できませんよね。
初めの一歩として、足し算が必要だと思うのです。
次に足し算型
0+1は1ですね。
数字としては小さいかもしれないけど、足せば紛れもなく1になります。
さっきの例でいうと、ちょこっと基礎トレーニングをすることは+1にあたります。
さて、ここまで話して何となく分かったと思いますが。
私たちの多くは地道なトレーニング、あるいは考えて考え抜いて加える1を嫌います。
時間も労力もかかり非効率だと考えるからです。
合理的に生きようとする人間の性質に逆らうような行為でもあるかもしれません。
その非効率に価値を置く、また自分が新しい羅針盤を持つことをこの数式から伝えたいのです。
今コロナの影響で、練習がパーになった。
僕もです、最悪すぎてストレスで食欲なくしました。
もう、ストレスが体に出て大変です。
そんな私も含め、今多くのランナーたちは0地点に戻されてしまっています。
ここから前と同じような練習サイクルに戻すのは危ないです。
それは練習をしていない私たちにとって急進的(掛け算型)の行為になってしまうから。
それまでの自分だったら難なくこなせていたかもしれない。
でも全然練習が詰めていない、ましてやこの先もわからない不安を抱えながら練習を避けてきたことで0になっています。
これを忘れてはいけないです。
0地点であることを自覚した上で、次は方向を確認しなければなりません。
宝物(目標)は別のものになっているかもしれません、もしかしたらわかんないまま海に出ないと行けないかもしれません。
そんな時、あなたに羅針盤はありますか。
なければ自分で作り出せますか。
この1を加える作業にエネルギーを使うべきだと思います。
じゃあ陸上競技ではどんなこと?
例えば目的を持ってdrillに取り組む、本数制限して考えながら走る、休んでゆっくりこの先考える……
色んな選択肢が出てくるはず。
そして、考え抜いた末に選択した方向性には自信がついてきます。
自信が正しいのかは試合でわかります。
はっきり言って、その自信が正しいかどうかは議論する意味はないです。
自分で選択することに意味があるのです。
自分の意思で選択することで、その次が見えてきます。
○○をして走れるようになってきたから、通常の強度に戻そう。とか
+1をして0地点から進んだことで初めて、足し算型も掛け算型という2つの選択肢になります。
ここからはもう大丈夫。
あなたには自分で作った羅針盤がついているから。
羅針盤を作り出す習慣、羅針盤を作るために考える時間を大切にしてほしい!というメッセージでした。笑
ちょっと遠回りでわかりにくかったかもしれません。
ですが、見失った今は足し算型を意識してください。
これは何も陸上競技に限ったことじゃありません。
勉強だって、生活だって、自分の気持ちだって活かせる話です。
こんな話はなかなか受け入れられないですが、
誰かに響けばいいと思います。
この足し算型がいや羅針盤があなたを目的に導く手伝いになることを願います。
よくわかんない…って方は連絡ください。笑
ちょっと今回は説明しててもあれ説得力ねーなって思ってしまいました。
要は、羅針盤をもて!!!!!!!!!
羅針盤こそがあなたを導く最高のアイテム!
おわり!