【第23回】自主練の再定義
空いた日ってどうしていますか?
というか、自主練という最高の日に何をしますか?
基礎ドリルとかで終わり?
それじゃあもったいない気がします。
なぜ、そんな自分と向き合える練習を捨ててしまうのか。
こんな機会めったにありません。
1人で練習できない人は、チームにいても練習の効率はさほど高くないはずです。
というのも、チームでやるメリットを自覚できないと思うので。
そんな中で、1人で練習することの意味を僕なりに再定義したいなと思います。
大きく2つの目的で個人練をしています。
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1つ目は自分の可能性を探ること。
僕の場合、練習場所の開拓とドリルのお試しをする練習と位置付けています。
というのも、"みんなとは"できないことをするのは探究心を育む絶好の機会だからです。
とにかく自分で適切なメニューを作ってみる。
そしてそこにやってみたい、可能性を探る為のドリルやメニューを加える。
それは考え抜かないと生まれないものです。
考えて考えてやっとこれをやろうと直感やらアイデアが浮かんできます。
というか、考えないで練習することに何のメリットもないですよね。
物足りなければ、何が足りないのかを頭使って考えて実践してみる。
これがまずやってみると面白いはずです。
そして、練習場所を開拓すること。
自分の住む街をよく思い出して下さい。
ちょっといくと"丁度いい"坂とかありませんか?
長くてまっすぐな道とかありませんか?
そうやって、自分の街を思い出しあるいは歩きながら探していく。
ここに練習を作る本質があるはずです。
基本的に陸上競技の練習は『その土地を生かす』ことが重要になります。
陸上競技場いくのもスパイクで実践的な練習ができるからですよね。
そうやって、本質を追求していく作業もあなたを強くするはずです。
2つ目は短時間でできること
基本的に1人での練習はチームの動きに縛られません。
あなたによるあなたの為の練習です。
追い込むのも自由だし、サボるのも許される状況下に立たされます。
こんな時に少しでも効率をあげたいなら、時間を短くすること。
僕は、これを提案します。
時間が短いと、できる練習も限られます。(当然のことですが)
そんな時、人間は最大限の力を発揮しようとします。(テスト前日の夜と同じです)
何とかなっちゃいませんか?(なっていない人もいますが)
この体の底から湧き出るようなエネルギーを生かせるのが短時間の練習なんです。
ちなみに普段、自分は1時間しか練習しません。
飽きっぽい性格なので長くやっても続かないことをよく分かっているからです。笑
具体的には、
ドリル(15分)→スタート練(15分)→ドリル+流し(10分)→坂30×3本(10分)→練習場所探し(10分)
こんな感じです。
飽きっぽい人なんていっぱいいるはずです。
読んでるあなたもそんな性格かも知れないですよね?
自分でなかなかできないなら、どうしたら追い込めるかをいろんな観点から考える。
時間もその1つの手段です。
ただ短くした分、内容を濃密にしないと"やってない"と同じですからそこは注意が必要です。
あくまで考え抜いたメニューで最大限の効果の発揮できる時間設定をしましょう。
そしてとにかく分からなかったら練習を探すこと。
前回も言いましたが、YouTubeやTwitter、Instagramなんて最高のツールです。
あなたがやりたいメニューなんて探せばいくらでも出てくるはずです。🔍
そうやってやると、いつの間にか1人で練習するのは簡単になります。
- ケガしたって何をしたらいいか見えてくる。
- チームでの練習でこうしたいっていうのが分かってくる
当たり前じゃなかったことが当たり前になるんです!
ワクワクしますね✌️
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じゃあまとめ!
【自主練には自分の可能性を探ることと短時間でできることの2つの目的がある。それは別の視点をあなたに与え、当たり前じゃなかったことが当たり前になるきっかけにもなる。】
次回は、いよいよ質問に答えましょう。
爆弾発言を後輩にも出来たので、ブログに投下したいと思います。