影をイカセ 【学生コーチ 陸上】
あけましておめでとうございます㊗️
2020年がスタートしましたね!
今年も張り切ってブログ書いていきますね。
さて、新年最初は"自分の影を活かそう"というテーマで語っていきたいと思います。
内容
1 何で影を見るか
2 デメリット
3 実際のハナシ
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1 何で影を見るのか
自分の影をみることで何が得られるのでしょうか?
まずは、自分のフォームがわかること💡
走っているとき、大体は自分の影を見ずに前を見て走っています。
というのも、周りをキョロキョロしながら走って後ろや横を気にすることはスピードの減速に繋がるからです。
こんな無駄なエネルギーを使うことはどんなランナーも好きではないはずです🙅♂️
そして影は自分の下にありますね。
当然、私たちは普段あまり気にしないし見ていないと思います。
でも考えてみてください。
自分の走りを1番近くで見ることができるのは紛れもなく自分の影ですよね?
リアルタイムで、自分の横に自分の鏡があるのです。
これって当たり前だけど、すごくいいモノではありませんか?
もちろん動画に撮ることで、後から何度でも振り返ることはできます📹
しかし、動画は"その場"で見ることができませんよね。
フォームや姿勢、体のブレをチェックすることで走りながら修正できるのです!!
リアルタイムで修正ができるほど効果の大きいものはありません。
競技人生は有限です⌛️
1秒でもムダにしないために今日からでも始めてみましょう。
そして、もう一つ。
考えるきっかけを与えてくれること。
走る時って意外と考えることができていないのです。
ほぼ無意識で走っている人が多いのです。
そんな時に、自分の影を見ることで感情が生まれます。
- 足流れてるな〜
- 上半身バラバラやん
- リズムが噛み合ってないな
- 動けとる動けとる
こんな感じに自分の走りを客観的に見ることで、色んな気持ちが湧いてくるはずです。
それが練習で考えるきっかけを作ります。
そしてどうしたらもっと効率よく速く走れるかを考え出すのです💭
普段から考えろと言っていても、そうすぐには改善されるものではありません。
そういったときに、意図的に考える場を自分で作るのです🤔
ある意味で無意識のうちに考えることに近いかな。
考えるようになるとどんどんアイデアが出てくるし、再現性が高まります⤴️
何もお金をかけないのに、得られるものは大きくないですか!?
ぜひ自分の影を見てみましょう!👀
ポイント
自分の影を見ることで、リアルタイムで修正ができること、考えるきっかけを作ることができます。
2 デメリット
光があればどこでも活かせるのが影ですが、
光がないと影は生まれない。
これが1番のデメリットではないでしょうか。
曇りや雨の日って影はできませんよね☁️☔️
雨の日に走ることは少ないですが、曇りの日なんてよくあることです。
そんな日は影を活かせないですね。
何でことか!!!!!
でもこんな日はもう仕方ありません。
人間は気候に逆らえません。
受け入れて動画を撮ることやコーチや監督のアドバイスを受けることにしましょう📹🗣
人間は自然を制御し切れないのです。
それを理解した上で上手に土地や気候、自然を活かすことが求められます。
もちろん影の恩恵は受けられませんが、与えられた環境を上手に活かす練習でもあるのです。
別パターンを常に用意して下さい。
なんだよ、別パターンって💢
具体的に教えてよ!!!!!!
では簡単に、僕の別パターンを紹介しますね。
自分は個人で練習しているために時間に縛られません。
そのため、曇りの日なんかはあえて夜に走ります🌃
そう、街頭の明かりがあるから!💡
曇ったって明かりさえあれば影は生まれます。
それを逆手にとって、夜練にしてしまうのです。
これなら街灯を通過するたびに自分の動きを随時チェックできますよね☑️
雨さえ降らなければ、自分はいつでも影を活かすことができるのです!
高校生にはなかなか難しい話ですが、参考程度にしてもらえればと。
アイデア1つでどこまでも強くなれるのです。
ポイント
デメリットとしては、光がない日に影は活かせないことです。しかし、それを受け入れ別の手段や考えに変えることでプラスにできます。
3 実際のハナシ
ここまで影を活かすことを話してきましたが、トップアスリートなんか見てみるとよくわかります。
例えば、NIKEの大迫さんは練習時に度々自分の影を見ながらフォームを修正しています。
また2020箱根駅伝でも、國學院大の5区浦野さんは小涌園前通過時に自分のフォームをチェックしていたり、4区区間新の青学の吉田さんも時々チェックしていました。
大舞台であっても練習であっても自分の走りをチェックしているのです。
それほど、自分の動きは勝負を決める上でも大切なものでありすぐに修正できるアイテムなのです。
まさに自然の産物です。
また長距離がフォームをチェックするのに使いがちですが、短距離だってできることです。
流しの時のフォームや上半身のブレや加速のスムーズな移行の確認に使えるはずです。
少なからず、練習では短距離だって影を使うことは自分の成長の一助となります。
もちろん、跳躍だって投擲だって。
どんな種目にだって必ず使えるアイテムなのが自分の影なんです!
すぐに修正できるからこそ影には価値があります。
最大限活かして、もっともっと強くなりましょう。
ポイント
トップアスリートまでも利用する影。種目の垣根を越えて活かせるからこそ使うべきだし、すぐに修正につながるからこそ価値があります。
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まとめ
自分の影を活かすことで、効率を劇的に高めます。見落としがちだからこそ、ぜひ練習や試合に役立てて下さい。
【次回予告】
次回は、気持ちを表現すること。
テーマが陸上競技と関係なさそうですが、感情を色んな媒体を通じて表現することは可能性を広げるはずです!
なるはやで更新します!