【学生コーチ 陸上競技】ボーダーライン

次のステージに行くにはボーダーラインを越えなければなりません🏁

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みなさんの中にも、

 

ボーダーラインギリギリでダメだった🙍

 

 

どうやってボーダーラインを越えるの?🤔

 

 

と疑問に思う人がいるはずです。

 

 

そんな人たちにボーダーラインを徹底的に考え、その先のレースに参加して欲しい一心で書きました。

 

 

 

 

 

内容

  1. なぜ越えられないか
  2. 陥りがちなパターン
  3. ボーダーライン紹介

 

 

 

 

 

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1  なぜ越えられないか

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理由はいくつかありますが、大体は決まっています。

 

 

1つは成長が止まっていること。

 

 

例えば僕の場合、負ける時はどんな種目でも組7着で負けることが多かったです。

 

 

ビリでもなく7位という変な順位😂

 

 

当時の自分には不思議すぎたんですよね。

 

 

ふと考えたことがあるんです。

 

 

何で、ビリでも真ん中でもなく7位で負けるのか。

 

 

最終的に行き着いた結論は、伸びてないなっていう。笑

 

 

全然考えてないような結論……

 

 

でも実際、練習でイマイチ伸びた感触が得られなかったのです🤷🏼‍♀️

 

 

ハードルジャンプが高く跳べるようになったとか300TTで34秒で入った訳でもない。

 

 

前から成長していなかったことを痛感しました。

 

 

当たり前なようで、ボーダーラインを考えるときに大切だと思ったきっかけでした。

 

 

成長がないから、ボーダーラインに届かないのは当然だったという。

 

 

タイム的には上がってるけど、成長を感じないから結果にも出てこなかった🙅‍♀️

 

 

でも、新しい練習に取り組むことや練習の質を高めることでこの問題は解決できます👌

(いつも言っていることです)

 

 

そして私たちは、常に完璧なランナーではない

ことを忘れてはいけません。

 

 

ボーダーラインを目指す人は完璧を求めすぎなのかも知れません。

 

 

レースを確実に決めたいと思うあまり、完璧を求めてしまいがちになってしまいます。

 

 

そんな時、ボーダーラインを圧倒的に振り切るエネルギー量で練習に取り組むと気持ちも楽になりますよ。

 

 

成長を追い続けて止まらずチャレンジし続けてください!

 

 

もう一つは、ボーダーラインを基準にしてしまっていること。

 

 

結構な人がやっていると思いますよ。

 

 

ボーダーラインのタイムを気にしすぎるあまり、そこがゴールになってしまう🥅

 

 

もう1度考えてみてください。

 

 

あなたの"最終的な"目標は何ですか?

 

 

ボーダーラインを越えることも確かに大事な目標ですが、勝負したい人はもっと高いレベルで戦いたいと思うはずです。

 

 

ならあなたが目指すべきは、ボーダーラインのタイムではなくもっと上に行くためのタイムですよね。

 

 

ここを忘れてしまってはもったいない。

 

 

圧倒的なタイムで次のステージに行きましょう。

 

 

逆にいうと、圧倒的なタイムを狙えばダメなレースでも次のステージに行ける可能性は高まります。(僕がそうでした)

 

 

ボーダーラインは決勝や関東、インハイに行くための大事な境界線だけど、あくまで目安でしかないです。

 

 

ポイント

ボーダーラインを越えられない理由に、成長が止まっていること、ボーダーを基準にしていることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2  何をしようか

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ボーダーをクリアするために私たちは何をしましょうか。

 

 

1章で考えたことも踏まえていうと、とにかく挑戦し続けることです。

 

 

成長するためには、何か新しい技術の習得や修正を加えなければなりません。

 

 

そう簡単には、成長できないのです。

 

 

段階を踏みながら、ステップアップ方式でトレーニングを積むのが最短距離だと思います🛣

 

 

またボーダーのために、ボーダーを考えないことがトレーニングでは大切になります🙅‍♂️

 

 

意識をボーダーのタイムに持っていくのではなく、

 

 

自分の今やっている練習の意味を考えることや短期的な目標を考えることに持っていくことが正しいです🏁

 

 

ボーダーから意識を外すことで知らないうちにボーダーを越えてしまおうという考えです。

 

 

いつの間にか越えていたら最高ですよね。笑

 

 

気にして急ぐのではなく、今すべきことを確実にこなすことがボーダーを越える1番の近道です。

 

 

そこを忘れないでいると、必ず届きます、追いつきます。

 

 

ポイント

新しいことに挑戦し続けること、ボーダーを考えずに今の練習に焦点を置くことが最短ルートだと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3  ボーダーライン紹介

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てか実際のボーダー教えてくれよ!!!!!

 

 

そんな人のために最後に、高校時代から研究してきたボーダータイムについて。

 

 

千葉県高校総体のボーダーを少し紹介します。

(あくまで平均です)

 

 

【男子】

100m → 11.00

200m → 22.00

400m → 49.00

800m → 1:57:50

1500m → 4:10:00

400mH → 55.50

走幅跳 → 6m80

 

【女子】

100m → 12.50

200m → 25.40

400m → 58.00

800m → 2:20:00

1500m → 4:50:00

3000m → 10:20:00

走幅跳 → 5m50

 

2009~2019年の県総体の記録を分析し、大まかなボーダータイムをまとめました。(残念ながら2008年以前はほとんど情報がありません)

 

 

このボーダーを超えると決勝はほぼ確実だよというタイムです。

 

 

近年、顕著に千葉県の競技レベルが高まっているため上がるかもしれません。

 

 

参考程度にしてもらえればと思います。

 

 

(あらかじめ断っておくと、県新人は波が大きく分析をあまりしてません。気になる方は個人的に)

 

 

また偏差値と同じく、ボーダー周辺には沢山の人がいることが分かっています👥

 

 

ボーダー近辺でギリギリの戦いをするよりも、抜けた存在になることが求められるのです。

 

 

分析をすることで沢山のことが見えます📊

 

 

ただの数字かもしれませんが、年度を超えた繋がりがあります。

 

 

ボーダーラインはさほど大きな変化はなく、同じように"抜き出た"人がコマを進めているのです。

 

 

ポイント

ただの記録ですが、分析するとボーダーに大幅な変化はないことが分かります。そして抜けた存在になることが求められます。

 

 

 

 

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まとめ

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ボーダーはあくまで基準でしかなく、本当の目標を考え直しタイム設定すべきです。"圧倒的に勝ち抜く"ことがポイントです。

 

 

 

 

 

 

【次回予告】

迷っています。何のテーマにするか。

 

 

ただ有益な情報を提供できることは約束します!

 

 

しばしお待ちを!🤣