努力の基準 【学生コーチ 陸上】
速い人ほど努力している。
才能に決まってるだろって反論するあなた。
努力の基準が低いかもしれませんね。
辛口スタートですが、努力について考えていきましょう。笑
内容
1 努力をしている人としてない人
2 どうしたら追いつけるの
3 努力は裏切らない
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1 努力している人としてない人
両者の違いをここではみていくことにします。
まず、努力をしていない人から。
彼らは、努力をしている人をみるとすごいなあと思うはずです。
なぜなら、自分の努力レベルより上だから。
そしてそれは時に嫉妬や怒りを生んでいますね。
無茶苦茶な理由をつけて相手を傷つけたりもします。
自分より上だと認めた上で言っているから。
さらに、努力しない人の特徴として努力する人から何も学ばないことです。
こんなことをしている!と瞬間的には思いますが、大抵の人はそれっきり。
自分に還元しないのです。
そのままの努力水準で続けてしまうのです。
それでは、いつまで経っても勝ちたいのに勝てませんよね。
急に追いつくようなことはありませんから。
では、努力する人について考えましょう。
彼らはまず、人と自分をあまり比較しません。
なぜなら"自分に必要な"ことをしていれば勝てると分かっているからです。
もちろん、自分の立ち位置を把握する必要はあります。
しかし、それさえ分かれば自分で組み立て実践するのみです。
自分で勝ちルートを築くことが可能です。
その勝ちルートこそ学ばなければならないのです!
2章では、ここのところを詳しく話していきます。
ポイント
努力しない人は努力水準を変えず何も自分に還元しない人が多いが、努力する人は自分で組み立てて勝ちルートをつくります。
2 どうしたら追いつけるの?
さて、この勝ちルートをどうやって自分に当てはめていくかが課題となります。
まずは言語化してみましょう。
簡単にいうと、
努力している人が"どういうことをしているか"を紙にメモしたり、人に話してみたりすること。
自分の言葉にできるかが大切になります。
私たちは頭で理解できていても、実際に行動に移すのは難しいです。
実は、噛み砕けていない。
意思が弱くなってしまう。
こうした負の流れを作らないことが、追いつくためにポイントとなります。
次に、自分じゃないとできないことや他と差をつける強みを探してみましょう。
あなたにだって、ここなら勝てるかもしれない勝負かけれるかもしれない強さが必ずあるはずです。
とにかく考えて考え抜いてください。
ようやく出た答えを極めてください。
こんなんじゃないって。まだ行けるって。
高めてもまだ高められると信じ続けて。
圧倒的な強さを作り出します。
そうなると練習ももっと楽しめる。
知らないうちに、努力の水準が上がってる。
知らないうちに、速くなってる…!
"知らないうちに"がこの行動のメリットです。
努力は意識する中でするものではなく、無意識の中でするものなのです。
客観的に見て、それを努力と呼ぶのです。
私たちは自分で努力という意味は無いのです。
ただ目の前の課題を言語化して、強みを高めるだけ。
弱みの克服も同じです。
全てを繋げていけば、練習に意味を見いだせるはず。
最後の章では、自分には見えない努力は自分に必ずついてくることについて。
裏切らないよ。
ポイント
言語化すること、考え抜いた自分の強さを高めることで強い選手に必ず追いつきます。
3 努力は裏切らない
みんなも信じているはず。
努力は裏切らないって。
僕も今も信じています。
だって、自分がそうだったから。
昔の自分を客観的に見たとき、確かに色んなものを犠牲にして努力しました。
もちろん、それが完全ではなかったことも同時に感じています。
でも、県新人の決勝ビリだったけど思った。
あ、努力するとこんな所まで行けるのかと。
色々捨ててきたけど、カタチになった…
賞状としてカタチに残った…
もちろん賞状とか○○出場が全てではありません。
ただ、当時の自分は目に見えるモノが欲しかった。
みんな注目してる中で名前を呼ばれたかった。
これが努力の原動力になっていました。
実は、マインドが大半のエネルギーなのです。
そのマインドセットが努力できるかを決めます。
方法は至って簡単です。
どんなに先が見えなくても、記録が出なくても、ケガをしても、とにかく意思だけは歪めないこと。
必ず決勝行くために、これはクリアする。
とか
やることこなして、結果を残す。
とかそれぞれの原動力があるはずです。
その意思さえあれば、変われます。
こんな凡人だって変われた。
みんなにだってできないことは何一つないです。
それをもっとリアルな場で伝えないとって俺は思っているし、その意識を作る手伝いだってします。
努力して、行けなかった所にいこう。
ポイント
マインドセットを作るだけで、努力は自然とできます。意識があなたを動かすのです。
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まとめ
努力の基準は自ずと高まるものです。努力することではなく、強みを高めたり学んだり、マインドをつくることに意識を向けましょう。
【次回予告】
次回は、生活を直すこと。
これだけで、また強くなれるのです!