記録好ラッシュの理由

 

ホクレンをはじめとして、今年は記録ラッシュ!

 

 

田中さんが3000mの日本新、農大二の石田くんの5000mの高校新、中大の吉井くんと順大の三浦くんのU20日本新

 

 

『ありえないぐらい』が起こっています。

 

 

コロナの影響で…ってなったと思いますが、それを覆すような大きな力を発揮しました。

 

 

では、なぜここまで記録ラッシュになったのか僕なりに分析してみました。

 

 

①試合数

まずは、試合がなかったことがピーキングを持ってきやすかったことに繋がったと思います。

 

 

ずっと試合がない中、この試合がある意味で1番のターゲットになったわけです。

 

 

このために長期間かけて練習してきた訳ですから、じっくり調子を上げて仕上げていけば爆発的な記録が生まれることも不思議ではないのです。

 

 

試合がないことで、久しぶりの試合の質も内容も上がったのです。

 

 

コロナ以前は、連戦が当たり前になっていた陸上界ですが、極端に絞られることでとてつもない効果が出たと思います。

 

 

選手の中には、これを機に試合をセーブする人も出てくるかもしれません。

 

 

オリンピックを見据えたときに、戦える選手が増えそうです。

 

 

こうしたアフターコロナによる試合の数は、私たちにとって新たな発見を生みました。

 

 

 

②シューズの変化

僕はシューズオタクなので、走っている人を見るとき、まずは何の靴を履いているかに注目します。

 

 

え、という場面が今回圧倒的に多かったです。

 

 

何かというと、まずasicsが消えた。

 

 

分かる人にはわかりますが、順大の三浦くんなんか高校時代はずっとランシューからスパイクまでasicsでしたが、NIKEに。笑

 

 

田中さんはニューバランスの超反発ランシューで好記録の連発。

 

 

やはり海外ブランドが増えました。

 

 

トラックなので、今回は服部さんのようにスパイクを履いて本気で記録を出しに行っている人が多かったです。

 

 

トップ層で1番多かったのは、NIKEのドラゴンフライでした。

 

 

契約選手が履いている例がほとんどでしたが、ブチ抜けて多かった。

 

 

一部、Air zoomや他メーカー(塩尻さんのデサントなど)もみられましたが、メインはドラゴンフライでした。

 

 

ロングになると、相変わらずのアルファフライやネクスト%でしたね。

 

 

本当にNIKEの時代が来ました。

 

 

ミズノの『本気の反撃』があまり効いていない、、笑

 

 

本気ならasicsならぬ、本気ならNIKEになりましたね。

 

 

 

③環境

やはりホクレンの条件は毎年いい!ってのもありますね。

 

 

今年は肌寒いくらいだったので、アップを終えた選手にとってはこれほどない好条件だったと思います。

 

 

千歳なんかはトラックがいいと聞きますし、好条件が重なった故の好タイムだったのではないかと推測しています。

 

 

環境はやはりタイムを左右します。

 

 

どんなに速い人であっても環境の影響は受けるのです。

 

 

選手の適応能力の高さもありますが、時期や場所、状態がマッチした結果の今回だと思います。

 

 

まだまだ語りたいところですが、また後日載せようかなと思っています。

 

 

みなさんもレースを見るときや試合に出るときに意識してみるとどうでしょう?

 

 

次の注目レースは東京都選手権かな。

 

 

これまでにないぐらい、豪華アスリートが出場します。

 

 

日本選手権の記録も狙いに行く人が多いと思うので、最高のレースが期待できそうです。

 

 

それでは!!!!!