理屈と気持ち

今の期間だからこそ悩むテーマ。

 

 

そう、理屈と気持ちのズレです。

 

 

理想と現実とも言いますが、ちょっとニュアンスが違うのでこの2つを対比させました。

 

 

陸上競技の世界も今こうした現象が起こっています。

 

 

まず理屈から考えていくと、

 

 

この先まだある、秋に代替試合が開催されるかも、現状を考慮してくれるなど。

 

 

多くの人が言うようなことをざっと並べてみました。

 

 

どれもTwitterで聞いてきた、"今年の3年じゃない"人の発言・意見です。

 

 

わかってますでしょうか、彼らは前すら向けない状況に追い込まれたのです。

 

 

はっきり言って火に油を注いでいるのと同じ。

 

 

優しさが仇となってしまう恐れがあります。

 

 

自分が高3ならそんな言葉1つも耳に聞き入れないと思います。

 

 

厳しい意見を言ってしまいましたが、実際これも大きな問題なのです。

 

 

そして次に気持ちの例を挙げます。

 

 

いつ試合ができるかわかんない、学校どうなるんだろ、もう走る気持ちなくなっちゃった、結果残したかった。

 

 

彼らの声に耳を傾けるとこんな"気持ち"があふれていました。

 

 

直接は聞いていませんが、気持ちに立てば分かることです。

 

 

みなさんも彼らについて考える時、こう思ってるだろうなって考えるはず。

 

 

しかし、この2つにあるズレを意識できていない人が多いと思いました。

 

 

確かに、頭ではこの2つはわかっているはずです。

 

 

どっちの立場にも立ってみれば、すぐに浮かんできますからね。

 

 

でもそれじゃあ、この問題と向き合えない。

 

 

もう一度言うと、

 

 

このズレを理解しているかしていないかが2つを結びつけるカギです

 

 

私たちはしばしば、ここの関係性の議論を省いてしまいます。

 

 

相手の気持ちをわかってあげる。

 

 

それは別に悪いことじゃない。

 

 

ただ、理屈との結びつきを考えずに発言してしまうのはどうかということです。

 

 

それでは解決には結びつけません。

 

 

本当にその問題を解決したい、苦しい気持ちをわかってあげたいなら関係性まで踏み込まないといけないのです。

 

 

私たちも普段、そんなことが多いのではないでしょうか。

 

 

僕もそうです。

 

 

身近な例で見てみましょうか。

 

 

友人や知り合いで泣いている人がいる。

 

 

助けてあげたい。

 

 

まずは話を聞いて相手の置かれた立場、ポジションを確認する。

 

 

自分の考えや理屈と照らし合わせる。

 

 

関係性を考え直した上ででてきた、自分のアイデアを伝える。

 

 

これが解決に結びつくのかなと考えました。

 

 

言葉だけの説明だとうまく伝わらないと思うので、絵に書いてみるといいかなと思います。

 

 

今回の総体中止問題も難しい問題ですが、こうして関係性を捉え直していくことで必ず解決につながるはずです。

 

 

そのために、この関係性の再考のプロセスを踏んでからアイデアを導くべきです。

 

 

ちょっと今回は一方的な考えを伝える感じになっちゃいましたが、こうした考え方もあるよと思っていただければ。

 

 

今の3年もこうしたプロセスを踏んででた答えなら納得いくかな?

 

 

納得まではいかないけど、近づけることはできるかな。

 

 

勉強もそうだけど、過程を踏んで答え出てこないと納得しないよね。

 

 

物事には道理があるとどっかの誰かはいいましたが、どんな場面でも必要です。

 

 

わかんない問題や答えが導き出せない時、自分とその間にある関係性を見つめ直してみて。

 

 

ある意味で、色んな人に向けたメッセージでした。

 

 

次回は大真面目に話すことのない楽しい話しようかなと思います。笑

 

 

それじゃ、またね!