【第12回】動画で強くなる
スマホも画質や性能が良くなり、より自分の動きを精密に分析できるようになりました。📱
今自分も多様させてもらっていて練習プランもより自分に合ってきてるなと感じてます。
それは他の競技者であっても同じです。
競技場にいると他校のランナーも動きをチェックしていたり、
跳躍などのフィールドも多く活用しているのを見かけます。
やっぱり動画で自分の動きを見ることにおいて、
修正点の洗い出しや以前の自分との比較、新しい発見などメリットがたくさんあります!
競技力の向上に寄与しているといっても過言じゃないような。
今やYouTubeの時代。
スマホ1つで日本のトップアスリートや世界のオリンピアンだって見ることができます。
何かを始める、変えたいと考えている人にとっては最高のツールであるはず。
ケニアのやり投げ選手、イェゴ(世陸優勝)はYouTubeを見ながら独学で技術を習得したそうです。
すごい指導者がいなくたって、強い国じゃなくたって、道具が揃ってなくたって、スマホ1つで陸上競技は変えられるんです🤩
自分で研究して、それを取り入れていくことも新しい練習メニューとして探れるのでは?
だけど、すべてメリットで済むなら簡単なんです。
動画にはデメリットもあると思うんです。
それは、
動画が絶対的と考えてしまうこと。
また、自分の感覚を置き去りがちになってしまうこと。
があるような気がします。
やっぱり、自分の動きですからそれが本来の走りと考えてしまうことが怖いです。
あくまで一例でしかなく、そこから何か修正したり比較対象とするぐらいであって、
その瞬間での動きでしかないと考えるべきだと思います。
絶対化すると、普遍な自分(いつもの走り)を見落とす可能性が出てきます。
変わっていくことを大事にしている自分がいうのもなんですが、
いつもの走りの中には、自分にしかない良さがあるはずで、その強みを失う可能性が出てくるっていうのが問題なんです。
個別的な内容(1つの動画)を100と置くのではなく、あくまで10とか5でしかないとみなした上で変えていく。
この考え方が必要なんじゃないかなと。
結局のところ勉強に似てて、
ニガテなところを克服しながらイイところを伸ばすのはマルチタスクなもので、1日1日で焦点を絞り修正していくことが大事だと。
(とっても自分がいうと説得力ないんですが)
ただそうは言っても動画から得られる恩恵はとんでもないもので、昔より遥かに競技力は上がってきてます。
そうした意味で、上手に動画を生かすこと!
これができるアスリートが本当の意味で強いランナーではないかなと思います。
まとめです。
【動画は絶対的なものではなく、小さな発見の一助として上手に使うことが強くなるために必要!使いこなすことで本当に動画はチカラを発揮する】
次回は400と800!
お待ちかね、中距離!
いっつもどっちがキツいか争うよね。笑